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洗練の標準語アクセントを使いこなす人

  • 2019-11-10
  • 2020-01-21
  • 朗読
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先日、アクセントのことを書いたら、ご質問をたくさんいただいたので、今日は少しお答えしたいと思います。

タイトルの「洗練の標準語アクセントを使いこなす人」。
ロングドレスの似合う姿勢の良い美人、っていう感じがしますね(笑)
洗練を入れたわけは、標準語アクセントで話す人=洗練された感じがする!とおっしゃる方が多いからなんです。

そしてみなさん、「私はアクセントがちゃんとできてないと思うんです」とおっしゃいます。
でもそんなことはなくて、私が聞く限りでは、みなさん、文章の99%は標準アクセントで読めているんですよね。

残りの1%だけが、違っている。

するとそこが、すごく目立ちます。

他がちゃんとできていても、たった1%、いえ、たった1単語、アクセントが違っているだけで、それまでの言葉から得られていた正確性とか信頼感のようなものが、一気にどこかに行ってしまうような気がします・・・。

たとえば、全部が、標準語アクセントではないある地域のアクセントで話されていると、それは地域の文化がたちますから、違和感は生まれません。

大阪の芸人さんの漫才を聞いて「標準語じゃない!」なんて思う人はいないですよね。
それは「大阪弁」として立ってるから(厳密には大阪弁でもいろいろ分かれていますが)、そもそも標準語と比べる意識すらわかないんですよね。

だけど、標準語だと思って聞いてるとき、たった一つでも違うアクセントの言葉を聞くと、即違和感を感じ、「綺麗な声で素敵な話し方だけど、アクセントが残念な人」という印象をもたれてしまいます。

ところで東京出身でも、やっぱり99%は標準アクセントだけど、1%は違っている、という方がほとんどです。

ご両親の出身地の影響を受けるからなんですが、ご両親ともに都内、自分も都内、という方でも、おじいちゃまおばあちゃままでさかのぼると、その4人の方々も全員都内出身です、という方は非常に少ないので、やっぱり生粋の江戸弁をしゃべる方は大変貴重な存在ということになるのですね。

だから、「洗練の標準語アクセントを使いこなす人」は、まずお見掛けしないことになるのです。

そこで、都心に住んでいる方でも「私って、ちょっと訛りがあるのが悩みなんです」とおっしゃることになるのですね。

私は神奈川県で育ちましたが、父は東京、母は新潟なので、アクセントはちょっと新潟入っています。
でも新潟のアクセントは、共通語に移行しやすいので、どうしても直らない単語がほとんどありません。
意識すればOKですから、アクセントで苦労したことはあまりないんです。
母も、兄弟たちと電話で話すときはオール新潟弁ですが、終わればすぐ標準アクセントになってますね(笑)。
聞いていると二か国語?と思うくらい違うのですが。

一方で同じ日本でも直しにくいエリアもありますから、その場合は、話し方で直そうとするより、書かれたものを読むことで、自分のアタマのユーザ辞書にどんどん共通アクセントを登録していくと良いですよ。

朗読では、標準アクセントが求められることは通常はないので安心されてくださいね。
コンテストなどでどうしても標準アクセントを身につけたい方や、声優さんや、講師業などの方は、新聞の見出しを1面から、ゆっくりと標準アクセントで音読すると良いでしょう。

朝一でそれをしておくと、その日一日、テレビのニュースなどで何回も耳にする機会がありますから、自分のアクセントと、アナウンサーのアクセントが、同じかどうか確かめることができます。
もし違っていたら、練習して、夜のニュースまでにアナウンサーと同じように発声できるように頑張る!と目標を立てると、ニュースもアップデートできて、「洗練の標準語アクセントを使いこなして最新の単語をサラッといえる旬な人」になれますね(^◇^)

ぜひ、やってみて下さいね。

毎日皆様から、たくさんのご質問をメールしていただいて、感謝しています。
また、ブログでお答えしますね!
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