先日、雑誌で興味深い記事を読みました。
それは、「宝塚・ブスの25箇条」について
書かれていたんです。
‥ドキッとするタイトルだと思いませんか?
私は、目次で目に入ってすぐに、ページを開きました。
その記事によると、10年ほど前に、
宝塚のみんなが無視できない場所で
こんな文章が書かれた紙が
貼られていたというのです。
誰が何のために貼ったかわからないけれど、
それは何年間かそのままになっていたのだとか。
内容はというと・・・。
ブスの25箇条
- 笑顔がない
- 御礼を言わない
- おいしいと言わない
- 精氣がない
- 自信がない
- 愚痴をこぼす
- 希望や信念がない
- いつも周囲が悪いと思っている
- 自分がブスであることを知らない
- 声が小さくイジケている
- 何でもないことに傷つく
- 他人に嫉妬する
- 目が輝いていない
- いつも口がへの字の形をしている
- 責任転嫁がうまい
- 他人をうらむ
- 悲観的に物事を考える
- 問題意識を持っていない
- 他人に尽くさない
- 他人を信じない
- 人生においても仕事においても、意欲がない
- 謙虚さがなく傲慢である
- 人のアドバイスや忠告を受け入れない
- 自分が最も正しいと信じている
- 存在自体が周囲を暗くする
読みながら、私はなんだか
「耳が痛く」なりました!
どれも心当たりがあるような気がして・・。
中でも自分が気になったのは、10番。
声が小さくいじけている
え~・・・。
レッスンに来てくださる生徒さんには
想像できないかもしれませんがσ(^_^;)?、
私も声が小さくボソボソと話してしまうこともあります。
そういう時は、まさに「いじけている」んですよね。
声って、本当に心がそのまま表れるんですよ。
心の状態で、呼吸が変わるからなんですね。
リラックスしていないときは、呼吸が浅くなるんですが、
弱い呼吸では腹式発声が十分できなくて、
弱くて小さく、発音があいまいな声になってしまいがちです。
そこでぼそぼそっと話すと、
「聞こえないよ」
「え?!」
「もう一回言って」
なんて返されたりして、
余計に小さな声になってしまったり・・。
それはその時だけのことだと思っていたら、
周りの人には「ブスな人」って
レッテルを貼られてしまうことになるなんて!
だって、宝塚の方たちは、みなさん、
ものすごい倍率の試験をクリアしてこられた、
美女中の美女なんです。
声だって、最高に綺麗なんですよ。
それでも、怒られたり誤解されたり、
委縮するようなことがあったら、
呼吸が浅くなるし、声も小さくなるじゃないですか。
そうしたら、普段どんなに綺麗な声の人でも、
「声、小さっ!美人じゃないわ」
って思われちゃう。
そうならないように注意しなさいね、
ということなんでしょうけれど、
話すときの声が、いかに自分の印象を左右するかが
わかった気がしました。
話しかたを勉強するのは、難しくはないけれど、
話すというのは筋肉運動なので、
反復と継続が必要なんです。
数年間訓練しても、数年間何もしないでいると、
元に戻ってしまいます( ;∀;)。
だから、いつも自分の声に意識を向けて、
身体を作って呼吸を整え、
自分の本来の声=地声、をはっきり使い、
洗練された文章を「相手に分かるように工夫して」
読む習慣は、美人でい続けるためにとても役に立ちます!
ハッキリした声で話せるって、
それだけで美人の条件になるんですね。
話すための声を本格的に訓練したいと思ったら、
朗読してみることもおすすめです。
①深呼吸
②お腹の底からの太い地声
③目線を先に飛ばさないで、
今声に出しているところをしっかり見る。
ポイントは上の3つ。
毎日1分、好きな文章を読んでみてくださいね。
きっと「声美人」になりますよ!