朗読すると、ありのままの自分を好きになる。自分との関係が良くなると、他人との関係も良くなる


こんにちは。

海野尾順子です!

湘南江の島で朗読教室を開いています。

私は以前、ニッポン放送のアナウンサーだったので、
周囲からは「声がキレイ」
「話し方が上手」
だと思われてきました。


アナウンサーになる前は
誰からもそんな風に褒められたことはなかったので、

「アナウンサーだからそうに違いないと、
自動的に高評価がついているんだわ」

と理解していました。


先日、高校時代の同級生なんだけど
これまで一度も話したことのない男子と
となりの席になる機会があったのですが、

「海野尾さんけっこう陰キャじゃなかったっけ」
って言われましたし(笑)。

コネもないのに入社試験で合格して、
小学生の時からの夢だった、
憧れのラジオのニッポン放送のアナウンサーになったのはいいけれど、
いやもう、まったくしゃべれなかったですね。

原稿を読む研修はものすごくたくさんありましたが、
しゃべりを教えてもらう機会はまったくなかったので、
番組では大御所のタレントさんたちのトークのシャワーを浴びて
「本物」に触れることで、
少しずつ「ダサいトーク」と「芸術的話術」の違いが分かるようになっていった感じです。


いっしょの仕事をしていて、おもしろくないのがダサいトーク。

逆にいつまででも一緒にいたい!おもしろい!
と思うのが芸術的話術。

誰にでも再現できないからこそ、
大御所の芸人さんやタレントさんの話術には価値があるのですが、、。

たとえば、新人さんですごく人気のある方が、
どんどん成長されていかれるケースと、

途中で成長を自分から放棄して、いつの間にか引退してしまうケースがあります。

朗読も同じで、
どんどん上達してコンテストにも出て、
予選を通り、入賞し、ベテランの常連さんになっていく方がいらっしゃいます。

一方で、上達してコンテストでも本選まで進み、
将来を嘱望されているのに、
その後はなぜか成長することに抵抗して、
いつまでも「初心者」でいようとしてしまう、疲れてしまう方も。


努力が実った先の人生について考えるとき、
最終的には、本人がどうしたいか、
本人が自分自身をどう思っているかが
その人の行き先を決めているのだろうと思います。


もっとやれるのに、
やりたいはずなのに、
すでにものにしたチャンスを
手放してしまう、放棄してしまうのは、
自分自身をそもそも認めていない、
自分自身との関係が
実は良くないからなのかもしれません。


誰でも、自分のことは一番わからないそうですね。


赤ちゃんの時は、
手にするものは何でも喜び、
どんな良いものも受け取ることができるのですから、
誰でももともとは
自分には価値がないなんて思うはずもないのですよね。


よく言われることですが、
誰かに褒められた時、
「ありがとうございます!」と素直に喜べるか、
「そんなことないんです」と慌てて否定するか、
その反応で、自分のことを本当はどう思っているかがわかるそうです。


「ありがとうございます!」と素直に喜ぶとき、
人は明るい声で、はっきりとことばを発しますよね。

でも
「そんなことないんです」と慌てて否定するときは、
ぼそぼそと聞き取りにくい声で、
後ずさりしながら引き気味にうつむきかげんになっていると思いませんか?


自己否定してしまうことは私にもあります。

でもそこには何もステキな予兆は生まれません。

だから、自分にやってくる前向きな要素には素直でいたいなと思うんです。

その時の呼吸は強く深いし、声ははっきりと相手に伝わるように出せているはずだから。



明日は、「機嫌がよい人は人間関係に恵まれている」理由について書いてみます。

それにしてもこの本の内容は素晴らしいです。

私が言いたくて言語化できていなかったことを
ことごとく説明してくれています!

齋藤孝先生LOVE。

 


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